2020/08/28天日干し
ご無沙汰しており、失礼いたしました。
暑い日が続きますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
さて、紀州高田果園では、今年塩漬けした梅の天日干し作業が始まりました。
きれいに梅酢が上がってきていますね。
まず、塩漬けタンクから梅酢に浸かっている梅をザラに漉き込みます。
今年は猛暑が続いていて、いくら水を触るとはいえ、この作業も楽ではありません。
ザラにまんべんなく梅を並べるのは、なかなか慣れないとすぐにはできないのです。
全体を水で洗ってから、天日干し施設まで運びます。
それから、天日干しするとこんな風になりますね。
もうちょっと干してから、選別・樽詰め作業にはいります。
樽詰めした梅は、少なくとも一年は寝かせてから原料として使います。
新物の梅を好む方もいらっしゃいますが、梅干は3年ほど寝かした方が、塩の角がとれてまろやかになりまね。
天日干ししている梅が並んでいる光景は、夏の風物詩で、これを見ると夏本番だなと思ったものです。
夏の間は、この作業をずっと続けて、合間をみて、夏の剪定などもします。
早いものでもう8月も終わり。農場では、そろそろ始まる稲刈りの準備にも追われています。